新製品「三次元測定機用治具(CMM用治具)『位置決めくん』」発売開始のお知らせ!!

この度kensatools では、三次元測定機用治具(CMM用治具)『位置決めくん』を新たに発売開始致しました。製品紹介ページは、こちら

今まで kensatools では、比較測定器や幾何特性用測定器などダイヤルゲージを使った、主にラインサイドで使用する測定器を提供してきましたが、今回はオフラインの測定で使う三次元測定機用治具(CMM用治具)『位置決めくん』を新発売致しました。
当社では、試作品のレイアウト検査や号口品であっても複雑な幾何特性を検査をする際には、三次元測定機を使用しております。ただし、三次元測定機は幾何特性を測定するにはとても便利な反面、ワークの位置決め、座標設定など実際の測定するまでにステップがあり、測定に時間が掛かってしまいます。そこで当社の検査現場では、号口品・量産品の繰り返し検査を行うものについては、製品に合わせた「三次元測定機用治具(CMM用治具)」を用意することで、ワークを素早く、繰り返し同じ位置にセッティングできるように工夫してきました。この「三次元測定機用治具(CMM用治具)」、名付けて『位置決めくん』で検査時間の効率化に貢献できるのではということで製品のラインナップに加えることにした次第です。

この三次元測定機用治具(CMM用治具)『位置決めくん』の特長および利点は以下の通りです。

  1. 再現性の確保と測定精度の向上:CMM用治具を使用することによって、ワークは測定中に動かないように固定される。そのことにより、ワークの位置精度の再現性が確保され、高精度な測定を可能にする。
  2. 測定効率向上(コスト削減):CMM用治具にはワークに合わせたクランパーや位置決めピンなどを用いるため、ワークの固定が容易に素早く完了する。それにより、測定時間が短縮され、測定効率が向上し、測定コストの削減に繋がる。
  3. 自動化のための必要条件:CNC三次元測定機で測定を自動化するためには、CMM用治具でワークを常に一定の位置に設置することが必要条件となる。

以上のように、三次元測定機用治具(CMM用治具)を使用することによって、測定精度の維持・向上はもちろんのこと、測定効率向上に役立つ。さらに、CNC三次元測定機による自動化においては、必要条件となる。三次元測定において、三次元測定機用治具(CMM用治具)は品質向上とコスト削減に貢献します。
三次元測定機の測定で少しでも時間を削減したいという方、毎回位置決めに苦労しているという方、CNC三次元測定機で測定の自動化を検討されている方など、是非、お気軽にお問合せください。