AIチャットBotを Chatbase から「Orimon.AI」に変更 | WordPress

前回の記事 Chatbase を使って ”ChatGPT” ベースのAIチャットBotを実装したとお伝えしましたが、その Chatbase から「Orimon.AI」へ乗り換えました。

「Orimon.AI」とは、”Build & deploy your sales-enabling, ChatGPT-like AI chatbot in under 2 minutes” を謳い文句にした、Chatbase と同様のChatGPTベースのAIチャットBot作成サービスです。インド、ムンバイ発のスタートアップです。Webサイトのクロールをメインに文書やテキストデータを使ってトレーニングをしたChatGPTを内蔵したチャットBotをWebサイトに設置できるようになります。 トレーニング方法は、Chatbase とほぼ同じで WebサイトのURLをクローリングして読み込ませるか、PDF文書のアップロード、会社内容、FAQ(Q&A形式)を直接テキストで記述するかなどです。WordPressであれば専用プラグインを利用すれば、ID登録だけで簡単に連携できます。Chatbase にない機能としては、Livechat切り替え機能(Chatbotから人へ切り替え)やダッシュボード機能の充実などが挙げられます。

Chatbase の無料プランでは、トレーニングに使う文書やWebページの文字数が400,000文字まで、30メッセージ/月までといった制限がありましたし、これらの制限を取っ払って有償で使うにはサブスクしかありませんでした。
それに対し、「Orimon.AI」 も公式サイト上ではサブスクしかないのですが、運良くAPPSUMO でライフタイムディール(買い切り)が提供されていたので購入できました。ちなみに、APPSUMO とは業務向けマーケットツールのクラウドサービス(CRMやメルマガサービスなど)、いわゆるSaaSのマーケットプレイスで、そのウリは”ライフタイムディール(買い切り)”です。通常はサブスクで商売をしているサービスを買い切りで購入できてしまいます。もちろんいつでも買えるというわけではないので、期間限定で売り出され、そのチャンスを逃せば購入できなくなってしまいます。

今回購入した「Orimon.AI」 の買い切りプランの内容は以下の通りです。

  • Unlimited bots with full features
  • Unlimited websites deployment
  • 2,000 intelligent messages per month

「Orimon.AI」の設定や操作方法について説明した日本語のサイトは現在の所ないのですが、UIが優れているため、chatbotの作成、トレーニング方法や外観の設定方法、サイトへの設置方法などは画面を操作していれば、なんとか理解できます。
サイト画面の右下にある吹き出しアイコンをクリックするとAIチャットBot窓が現れます。そこに質問を入力すれば、AIチャットBotが回答します。

なお、以下の紹介用URLを利用してサインアップすれば、やりとりするメッセージ数が1000メッセージ分増えるようです。

https://orimon.ai/signup?referralCode=64af2e39a2ea87251f2fb0e0