偏肉測定器 (HS社様)

軸受部品の切削メーカーのHS社様向けに、偏肉測定器の中古品を販売させていただきました。
弊社では既に余剰になって使い道が無かったものです。コストを余りかけたくないというご意向とマッチしました。いわゆるSDGsにも貢献できてよかったです。新しいモノづくりの現場で活躍してくれることを期待しています。

まだ中古品の在庫がありますので、ご興味がありましたら、画像でお見せしますのでお問い合わせください。またのご用命をお待ちしております。ありがとうございました

  • 納入先:HS社 様
  • 測定器名:偏肉測定器
  • 測定対象製品:軸受外輪・内輪
  • 測定寸法公差:不明
  • オプション:なし
  • 特記:当社で使用していた中古品を販売。

さて、この偏肉測定器について少しご説明します。
この測定器は、リング形状の製品の外径と内径の偏肉を測るもので、偏肉=芯ズレ量です。
その使い方としては、定盤(画像では前面の傾斜した板)上部中央に出ている基準軸にワークの内径を挿入し、セットします(内径の上部が軸に当たってぶら下がっている状態)。その状態で画像で右側にある先端の尖った板(サポート板)をワークの外径に接触させた状態にセットします。そうしておいて、ワークを基準軸上側とサポート板に押し当てながらゆっくり回転させてダイヤルゲージの振れの値(最大値と最小値の差)を読み取ります。その値が外径と内径の偏肉量となります。

偏肉や同軸度・同心度については、こちらに詳しく説明していますのでよかったら御覧ください。